« 動物記(新堂冬樹) | メイン | 血液魚雷(町井登志夫) »
2005年10月16日
漢方小説(中島たい子)
昔つき合っていた人と久しぶりに会ったとき、結婚するという話を聞かされた。そのときからみのりは、原因不明の震えに襲われる。転々と病院を変え、最後にたどり着いたのは漢方診療所だった・・・。
東洋医学は、病気そのものを治すというより、病気になった体をその人自身の免疫力などで治す手助けをする医学だ。そういう意味では西洋医学にはない優しさがあると思う。理想の治療というのはやはり、人が本来持っている治癒力をうまく引き出すということなのではないだろうか。それに加え、本人の治りたいと思う気持ち、そしてまわりの人たちの温かな思いやりがあれば最高だ。この作品を読んで、東洋医学や漢方薬のすばらしさが少しは分かったような気がする。
ゆこりん : 14:54 | コメント (2) | トラックバック (1) | 作者別・・な
このリストは、次のエントリーを参照しています: 漢方小説(中島たい子):
» 漢方小説 中島たい子 from 苗坊の読書日記
漢方小説
オススメ!
川波みのり、31歳独身。
昔付き合っていた男が結婚をする事を知り、それからというもの体調が悪い。
身体が震え、ロデオマシーン... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年5月22日 19:48
コメント
こんばんわ^^
ずっと気になっていた作品でした。
予想通り、面白かったです^^
西洋医学と東洋医学という言葉すら、初めて知りました。
確かに、東洋医学には優しさを感じました。
私もいろいろ調べたくなりましたね。
精神的に弱いって言うのもあるんですが^^;
投稿者 苗坊 : 2006年5月22日 19:50
>苗坊さん
(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)
精神的にとても強いなんていう人は少ないかも(^^;
私も意外ともろいところがあったりして・・・。
東洋医学のよさを再認識した作品でした。
面白かったですね(*^▽^*)
投稿者 ゆこりん : 2006年5月23日 11:04