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2010年8月26日

ペンギンと暮らす(小川糸)


「ペンギンと暮らしてみたいけれど、東京でペンギンを飼うのは無理。だったら同居人の夫をペンギンと思うことにしよう。」
作者と作者の夫の生活を軸に、日常生活をほのぼのと描いた作品。

いろいろな人とのふれあい、そして登場するたくさんのおいしそうな料理。作者小川糸さんの日常生活は読んでいて心が温まる。また、ひとつひとつの料理に対する愛情がひしひしと感じられる。「食べる」ということは「生きる」ということで、それはとても大切なことだ。おいしい料理は、人を幸せな気分にしてくれる。誰かのために料理を作る。それもまた幸せなことだと思う。
この作品の中には、武州養蜂園の南高梅、岩手県一関市のかけす農場の干りんご、ベルギー産のチェリーピローなど、「私もぜひ手に入れたい!」と思うようなさまざまな魅力的な物も登場する。
ほのぼのとしていて、読んでいてとても楽しい。こんなふうに生活できたらいいなぁと、あこがれてしまう。とてもステキな作品だった。

ゆこりん : 18:54 | 作者別・・お他