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2009年12月21日

道は開ける(デール・カーネギー)


いつの時代においても、人は悩みから開放されることはない。悩みや苦しみで心が疲れてしまった時はどうすればいいのか?やさしくその解決方法を示してくれる作品。

人は生きている限り、悩みとは縁が切れない。さまざまな悩みが、絶え間なく続いていく。「悩みの迷路」にはまり込み抜け出せなくなった時、この本は強力な救いの手となってくれる。悩みの原因を根本から取り除いてくれる訳ではないけれど、悩みを別の角度から捉え、心の負担をずいぶんと軽くしてくれる。時には、「どうしてこんなことで、今まで悩んでいたのだろう?」と思うくらいに。この本は、一度読んでしまったらそれで終わり・・・という本ではない。常に手元に置き、悩みや苦しみで心が疲れてしまった時に、その都度読むべき本だ。パラパラとめくるだけでもいい。必ず、自分が進むべき道を教えてくれるはずだ。出版後何十年もたっているが、今でも色あせることなく人々を救い続けている素晴らしい本だと思う。

ゆこりん : 17:57 | 作者別・・て