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2007年8月23日
夜明けの街で(東野圭吾)
「不倫する奴なんて馬鹿だ。」
そう思っていた渡部だったが、秋葉という女性と不倫関係に・・・。だが、秋葉には人に言えない秘密があった。彼女は、15年前に起こった事件と関わりがあるのだろうか?時効寸前の事件を知ったとき、渡部は秋葉への疑惑を深めていった。
「不倫」の描き方はこんなものなのだろうか?もっとシリアスな展開を期待していたのだが。二人がなぜ不倫をするようになったのか?そのいきさつも何だかピンとこない。秋葉の抱える秘密、そして時効寸前の事件の真相がラストに明かされることになるのだが、驚くにはいたらなかった。「こんなものだろう。」と醒めた気持ちで淡々と読んだ。「不倫」、「ミステリー」、どちらもすごく中途半端だ。それと、最後の番外編、あれは何か意味があるのだろうか?作品に奥行きや幅を与えるわけではなし・・・。なくてもよかったのでは?
ゆこりん : 16:09 | コメント (2) | 作者別・・ひがしのけいご
コメント
おはようございます♪、
やっとこれを読みました。
ミステリーの部分に期待していたけど、
ゆこりんさんの仰るように中途半端でしたね(~_~;)
浮かれ気分で不倫に溺れていく主人公と
一生懸命に協力する男友達の姿を
冷めた目で見るように読みました。
投稿者 ともみ : 2008年3月11日 10:04
>ともみさん
こんにちは~(o^∇^o)ノ
浮かれ気分で不倫に溺れていく主人公
まさにそうですね。この状況は女性には理解できない
部分もあります。いえ、理解しようとは思いません(^^;
読んでいて不快な気持ちになる箇所もありました。
読後もすっきりせず・・・。けなしてばかりです(;^_^A
投稿者 ゆこりん : 2008年3月11日 17:50