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2006年12月 5日

145gの孤独(伊岡瞬)


プロ野球の投手だった倉沢は、ある事故がきっかけで現役から引退する。彼が新たに得た仕事は便利屋。その業務のひとつとして付き添い屋を始めたのだが・・・。

人をボールで傷つけたという暗い過去を持つ倉沢は、小さな便利屋を始める。その仕事を手伝うのは、傷つけた相手の西野とその妹。依頼の裏に隠された真意を探る過程が読み手の興味を引く。だが、そこには目新しいものはなかった。倉沢と西野の関係で、「おっ!」と思う部分もあるが、そういう設定も以前に読んだ作品の中にあったような気がする。もう少し倉沢の苦悩や孤独感が伝わってくるとよかった。ミステリー的な部分、倉沢の人間像、どちらにも物足りなさを感じる。

ゆこりん : 18:03 | コメント (2) | 作者別・・い他


コメント

ゆこりんさんこんにちは。「やぎっちょのベストブック」のやぎっちょです。この度、Ciel Bleuの四季さんと一緒に本ブログのリンク集「ほんぶろ」を作りました。http://blog.livedoor.jp/honblo/
現在「やぎっちょブログ」の方のリンクをそのまま貼り付けていますが、より正確なブログの説明文などを登録フォームからお送りいただくよう皆様にお願いしています。http://form1.fc2.com/form/?id=152350
運良くライブドアの「本が好き!」企画にリンクを貼っていただき、既に読者が流れてきています。皆様のブログも見てもらえるようお手伝いできれば幸いです。
私の名前のリンクにメールアドレスを記入していますので、わからないことなどあれば遠慮なくお尋ねください。
ご協力いただけると私も四季さんもとてもうれしいです。よろしくお願い致します。本文に直接は関係のないコメント失礼致しました。

投稿者 やぎっちょ : 2006年12月 6日 02:22

>やぎっちょさん
とてもステキな企画ですね。
さっそく紹介文のほう、登録フォームから
送りましたので、よろしくお願いします

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年12月 6日 18:15