« 銀の犬(光原百合) | メイン | スペース(加納朋子) »
2006年11月17日
雨のち晴れ、ところにより虹(吉野万理子)
ホスピスに入っている剛志は、小学生のときに起こった衝撃的なできごとのせいでトラウマになっていた。夢を見てうなされる時も・・・。あのときのアヤはどこにいるのか?表題作を含む6編を収録。
つらくて心が重いと感じていても、ちょっと考え方やものの見方を変えるだけで、心が軽くなることがある。表題作に登場する剛志は不治の病。毎日、死を待つだけの生活を送っていた。しかし、ある日彼は前向きに生きようと決心する。剛志がトラウマになるほどのできごとを、アヤは今どう思っているのか?その真相にはあ然とし、そして次に起こる小さな奇跡にはボーゼン(?)とした(笑)。どの話も人生の応援歌のようだった。つらいときに読むと心がほっとする。ところで、おさめられている話のあちこちに登場する、ある人物の存在に気づきましたか?♪
ゆこりん : 15:21 | コメント (2) | 作者別・・よ他
コメント
ゆこりんさん☆こんばんは
剛志さんは、どうしてあんなに意地っ張りな人生を歩んじゃったんでしょうね?
人生って、ちょっとした勘違いで違う道を進むことになってしまうんだなぁって、少し反省もしちゃいました。
全く違う物語のようでいて、それぞれがちゃんと繋がっているところが素敵な本でした。
>話のあちこちに登場する、ある人物の存在に気づきましたか?♪
ハイ、彼女ですよね!
投稿者 Roko : 2006年11月18日 19:46
>Rokoさん
こんにちは~。ちょっとした行き違いでその後の
人生が大きく変わっちゃうことありますよね。
そうそう♪つながっているところ、ステキでした(*^▽^*)
彼女の存在、気づきました?ああいう登場の仕方も
いいですよね(o^-^o)
投稿者 ゆこりん : 2006年11月19日 15:16