« ママの狙撃銃(荻原浩) | メイン | 四度目の氷河期(荻原浩) »
2006年10月15日
パパとムスメの七日間(五十嵐貴久)
パパがムスメで、ムスメがパパ?突然の事故で入れ替わった二人。サラリーマンと女子高生の生活のギャップは大きい。はたして二人はうまく乗り切ることができるのか?
47歳の中年サラリーマンと、16歳のバリバリ女子高生。この二人が入れ替わったから大変。娘小梅の、父親に体を絶対に見られたくない気持ちはとてもよく分かる。娘の体になった父親のうろたえぶりが面白い。お風呂のシーンは笑える。また、最初は父親の体や会社へ行くことに拒否反応を示していた小梅だが、しだいに父の仕事を理解するようになる。いくら家族でも、それぞれの立場なんて理解できないものだ。父には父の立場や苦悩がある。それを実感する小梅。そして行動を起こすが・・・。ラストはちょっとドタバタだが、無難にまとめられていた。親と子の間がうまくいっていないときは、1週間ほど入れ替わるといいかもしれない(笑)。テンポがよく、楽しめる作品だった。
ゆこりん : 19:49 | コメント (4) | トラックバック (2) | 作者別・・いがらしたかひさ
このリストは、次のエントリーを参照しています: パパとムスメの七日間(五十嵐貴久):
» パパとムスメの7日間<五十嵐貴久>−(本:2006年105冊目)− from デコ親父はいつも減量中
朝日新聞社 (2006/10)
ASIN: 4022502347
評価:90点
(ネタバレあります)
47歳の冴えないサラリーマンのパパと... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年10月27日 01:05
» 「パパとムスメの7日間」五十\嵐貴久 from ☆とまとの読書記録☆
高校生のムスメとサラリーマンのパパというのは、お互いの心がぜーーんぜん分からない時期だと思います。
そんなふたりが入れ替わって大丈夫なの?と思いましたが... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年12月 8日 09:45
コメント
こんにちは、いつも感想ありがとうございます。本当に励まされる思いであります。
五十嵐としましては、何か一方的に宣伝メールをお送りしているようなところもあり、大変心苦しいところもあるのですが、
なるべくなら皆様にお知らせしたい!という気持ちがありまして、このようなことになる次第です。お許しくださいね。
ともあれ、あまり迷惑になっていなければと思いつつ、御礼のメールでございました。では、今後ともよろしくお願いいたします。五十嵐貴久でした。
投稿者 五十嵐貴久 : 2006年10月22日 07:10
>五十嵐貴久様
コメント本当にありがとうございます。
夫も読みましたが、「夫婦で入れ替わると面白いかも」
などとバカなことを言ってます(^^;
これからも面白い作品をお願いします。
投稿者 ゆこりん : 2006年10月22日 10:04
はじめまして♪
Amaz0nからやってきました。 (。・_・。)ノ
この感想を見て、思わず「ショッピングカートに入れる」ボタンを押してしまったので・・・・
思わず着ました。 はいっ!!
上に不思議~な言葉達があるのはなんだろうか???
楽しみに本の到着を待ちます♪
投稿者 いのくち : 2006年10月29日 23:42
>いのくちさん
コメントありがとうございます。
↑は五十嵐さんご本人みたいです(^^;
あちこちに出没しているらしいですよ。
私の拙いブログにもコメントしてくださって
恐縮しています(^^;
投稿者 ゆこりん : 2006年11月 1日 18:18