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2006年9月 8日

うそうそ(畠中恵)


江戸の大店、廻船問屋兼薬種問屋長崎屋の一人息子の一太郎。体の弱さは相変わらずで、今日も妖たちに守られて暮らしていた。ある時、稲荷神社様のお告げがあり箱根に湯治に行くことになったのだが、そこで待っていたものは・・・。おなじみ「しゃばけシリーズ」第5弾。

おなじみの面々にまた会えた!そんな気持ちでワクワクしながら読んだ。今度の舞台は箱根。今までとは一味違う展開だった。ひんぱんに起こる地震、誘拐事件、天狗たちの襲撃、そして一太郎に敵意を燃やす謎の少女。さまざまなことが入り乱れ、事態は思わぬ方向に向かっていく。一太郎は、体は弱いかもしれないが、信念は人一倍強い。この作品ではそんな彼の姿を垣間見た。全体的に面白く読んだが、いろいろな出来事を突っ込み過ぎという印象もあった。謎の少女が一太郎に敵意を燃やす理由も、ちょっと弱いような気がした。

ゆこりん : 20:20 | コメント (2) | 作者別・・はたけなかめぐみ


コメント

こんにちは。お久しぶりです^^
このあいだやっと若だんなシリーズを
読み始めたばかりなんです♪
『うそうそ』は予約数がすごい数なので
シリーズの既刊を読み進めながらボチボチ待とうと思っています。
若だんなも好きですけど若だんな命!の2人の手代が大好きです^^

投稿者 かなめ : 2006年9月 9日 09:08

>かなめさん
ごぶさたしています(o*。_。)oペコッ
このシリーズ大好きです。
ずっと読み続けていきたいシリーズです(*^o^*)
「うそうそ」、予約数がすごいんですね。
やっぱり人気が♪
私も手代二人、好きです~。

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年9月 9日 15:41