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2006年3月20日

激流(柴田よしき)


「私を憶えていますか?」中学校の修学旅行中、バスの中から突然いなくなった少女冬葉。20年後、元の同級生に届いたメールは、はたして本人のものなのか?そこには意外な真実が隠されていた。

失踪した少女冬葉からの突然のメール。当時、同じバスに乗っていた元同級生たちは動揺する。20年前の出来事が、まさに激流となって彼らを襲う。メールを出したのがはたして本人なのかどうか?20年前の失踪の原因は?この二つが、この作品の大きな柱となっている。だが、長すぎる。単行本約550ページ。これだけの長さがなくてもいいと思った。長くても読者を飽きさせずに最後まで引っ張ることのできる作品もあるが、この作品は読んでいて途中かなり退屈だった。もっと内容をコンパクトにまとめ、テンポよく進めたほうがよかったと思う。長いだけにラストもかなり期待したが、がんばって読んだわりには読後の満足感が少なかった。

ゆこりん : 14:39 | コメント (2) | 作者別・・しばたよしき


コメント

読まれたんですね~ついに!!(笑)
ね?あんまり期待通りというわけには行かなかったでしょ。
ちょっと残念でしたね。
次に期待したいですね^^

投稿者 short : 2006年3月20日 19:33

>shortさん
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
かなり期待したんですけどね(^^;
メインサイトの評価は3つ星だけれど、本当は
2つ星でもいいいくらいでした(^^;
あ~~あ。長くてかなり時間がかかったわりには
満足感がなくがっかりしています(#/__)/ドテ

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年3月20日 19:39