« 金春屋ゴメス(西條奈加) | メイン | 関東大震災(吉村昭) »

2006年2月10日

メドゥサ、鏡をごらん(井上夢人)


一人の男が自殺をした。その奇妙な死に方は彼の娘とその婚約者を困惑させる。自らをコンクリートで固めた死の意味は?そして残されたメッセージ「メドゥサを見た」に隠された秘密とは?

自殺した藤井陽造の娘菜名子とその婚約者の「私」は、残されたメッセージやノートから彼の自殺の真相を探ろうとする。そこから浮かび上がる23年前の事件、そして「私」の周りで起こる不思議な出来事。謎を知りたいために読み進めるのだが、読み進めば進むほど謎は深まるばかり。これははたして呪いのためなのか・・・?結末は意外なものだった!そこからまたこの物語が新たに始まり、再び繰り返していくのだろうか?そうだとしたら、そのときの結末はどうなるのか?頭が混乱しそうな話だった。

ゆこりん : 16:41 | コメント (2) | トラックバック (1) | 作者別・・い他

このリストは、次のエントリーを参照しています: メドゥサ、鏡をごらん(井上夢人):

トラックバック

» 井上 夢人の「メドゥサ,鏡をごらん」読了 from Grave of memory
メドゥサ、鏡をごらん 井上 夢人 著 「メドゥサ,鏡をごらん」 ★★★ 作家・藤井陽造は、コンクリートを満たした木枠の中に全身を塗り固めて絶命... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年2月12日 01:41


コメント

こんばんわ。TBさせていただきました。
確かに混乱する作品でしたよね。
最後の最後まで楽しく読んでいただけに,最後すかされて残念だった思いが強いです。

投稿者 シリウス : 2006年2月12日 01:41

>シリウスさん
こんにちは。コメントをありがとうございます。
一生懸命読んだのに、ラストはこれ?うそ~!!
と思ってしまいました(^^;結局何だったのでしょう?
理解に苦しみます。

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年2月14日 15:10