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2005年11月30日
骨音～池袋ウエストゲートパークⅢ（石田衣良）
ホームレスの人たちが次々に襲われ、骨を折られるという事件が発生した。犯人は薬をかがせてから骨を折っていた。誰が何のために？マコトはＧボーイズの面々と犯人捜しに乗り出すが・・・。表題作を含む４編を収録。
ホームレスの人たちを襲う連中。彼らはホームレスの人たちを人間とは見ていない。自分たちの目的を達成するためのひとつの手段としてしか扱っていない。そこに、自分たちさえよければいいという、現代のひずみを見るような気がした。ここに収められている作品はどれも重く暗い。そこには真の救いもない。だが、人は生きていかなければならない。どんな状況でも。読んでいてそれは強く感じた。池袋を愛するマコトの活躍はまだまだ続きそうだ。次回作も期待したい。
ゆこりん : 16:40 | コメント (2) | トラックバック (2) | 作者別・・いしだいら
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今回は 「骨音ー池袋ウエストゲートパーク３」 石田 衣良著 です。僕が纏め買いしたIWGP（これを読んでくれてる人は間違えないだろうが、新日のベルトでは... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年11月30日 22:28
» 池袋ウエストゲートパークⅢ from 乱読日記
石田 衣良
骨音―池袋ウエストゲートパーク〈3〉
更新が滞り気味で申し訳ありません。
ちょっと色々…。
家かえるとつかれきってて本を読... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年1月16日 23:12
コメント
こんばんわ＾＾
ＴＢさせていただきました。
そうですね～どの作品も内容は重かったです。
でも、今回はタカシが結構登場していたし、マコトは変わらずお人よしでいい奴で、そういう面では楽しく読めました。
ドラッグとか、私は無縁の世界で生きてきましたけど、実際にこういう世界はあるんですよね。
そう考えると怖くなります。
投稿者 苗坊 : 2006年11月12日 23:05
＞苗坊さん
身内に不幸があり、すっかり返事が遅くなって
しまい、申し訳ありません。
この作品、本当に重かったです（＞＜）
シリーズの中で一番では？（＾＾；
でも面白かったです(*^o^*)
投稿者 ゆこりん 
: 2006年11月18日 15:38