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2005年11月15日

恋人よ(野沢尚)


同じ日の同じ時間に同じホテルで結婚式を挙げた二組の男女。彼らの間には交差するように、秘密のつながりがあった。平静を装う日常生活が破綻したとき、それぞれのたどる道は?

人の思いは不変ではない。だが、結婚相手が別の人を愛していると分かったとき、人は冷静ではいられない。けれども愛永は静かに去っていった。わめいたり取り乱したりしないということが、かえって愛永の心が受けた衝撃の深さを物語っている。夫と別れた後、孤独を抱えながら生きている愛永の姿に胸を打たれる。ドラマ化を前提に書かれた作品という印象は否めないが、ラストはやはり泣けた。愛永が本当に幸せな気持ちだったのか、それを考えると哀れで切なかった。

ゆこりん : 17:09 | コメント (6) | トラックバック (1) | 作者別・・のざわひさし

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恋人よ〈上〉野沢 尚 by G-Tools 野沢尚の『恋人よ』。 それぞれの結婚式を二時間後に控えた愛永と航平。名前も知らない二人は、互いの結婚式をやり... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年11月22日 22:52


コメント

 野沢さん、実は『秘密』を薦めてくれた友人が次に進めてくれた本が彼の『深紅』だったんです。
なんか運命を感じる今日この頃です。
ただ単にはやってるだけなのかなぁ…。

投稿者 コリン : 2005年11月18日 00:04

>コリンさん
おはようございます。野沢さん、はやっているのかな?
私は「破線のマリス」「砦なき者」がおすすめです♪
「深紅」もちょっと考えさせられる本でしたよ(*^▽^*)

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2005年11月18日 08:19

ゆこりんさん、こんばんは!

私はもともとドラマが好きだったので原作も読んでみようかな~という気持ちで読んでみたのですが、ラスト泣いちゃいますよね(。´Д⊂)
遼太郎も彼なりに愛永を愛していたのでしょうが、めぐり合わせなのでしょうね。
でも、そのおかげで航平に出会えたわけですけど。
最後の手紙にもじ~んときました。

投稿者 みらくる : 2005年11月22日 22:57

>みらくるさん
(*^o^*)オ (*^O^*)ハ (*^。^*)ヨー!!
泣けました。涙腺が弱い私にはラストはちょっと
つらすぎました。愛永がかわいそうで・・・。
ドラマも見たかったです。
配役、ぴったりですね~(*^▽^*)

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2005年11月23日 09:10

ゆこりんさん、おはようございます。
「恋人よ」ってあのドラマの?
わー。すごく好きだったんですよ。懐かしい。
なにしろ、当時妊娠中だった私は、自分の子に、役柄と同じ名前をつけてしまったくらいですー。^^;
原作あったんだー。
今でも一面のブーゲンビリアを思い出して泣けそうです。

投稿者 ブラッド : 2005年12月12日 05:09

>ブラッドさん
おはようございます♪
本は、テレビドラマに登場した俳優さんたちのイメージで
読みました(^^;
原作も泣けました。機会があったらぜひ読んでみてくださいね!

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2005年12月12日 08:39