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2005年10月20日

はなうた日和(山本幸久)


母親とケンカして家を飛び出し、一度も会ったことのない父親を訪ねた一番。だが父親は不在で、一番と同じくらいの歳の男の子が一人で留守番をしていた。一番はその男の子と一緒に父の帰りを待つことにするが・・・。「閣下のお出まし」を含む8編を収録。

日常の暮らしの中にもささやかな変化がある。それはうれしいことばかりではない。けれど、つらいときでも人々は、明日という未来に希望を持って生きている。そんなほのぼのとした情景がこの作品にはあふれている。心が温まる話ばかりだが、どれもその先を読みたいと思わせるものばかりだ。この先は読者の想像任せ?私としてはやはり作者にお願いしたいのだが・・・。

ゆこりん : 19:52 | コメント (7) | トラックバック (5) | 作者別・・や他

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コメント

こんにちは♪
TBとコメントありがとうございました。
ほのぼのとして、とてもいい作品でした。
答えが委ねられていても、読後感はよかったですよね♪
今後も、読んでいきたい作家さんです(笑)
いや~~~よかった!よかった!というのが率直な感想です。(笑)

こちらからも、TBさせていただきましたヽ(^◇^)ノ彡☆

投稿者 ゆう : 2005年10月21日 17:40

>ゆうさん
( ゜▽゜)/コンバンハ
答えは読者に・・・。それでもほのぼのとしたものは
残りますね(o^-^o)
「閣下のお出まし」に出ていた男の子二人がとても
印象的でした。かわいかった(*^▽^*)
TBありがとうございます♪

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2005年10月21日 19:33

おはよ~ございます。
CGIの件は只今リサーチ中。
知らないことが山ほどあってイヤになります^^;。
さてこの本は装丁にまず惹かれました。
中身ももちろんよかったです♪
どれも心地よい短編でした。

投稿者 ユミ : 2005年10月22日 07:55

>ユミさん
こんにちは♪CGI、やれば面白いですよ♪
一時私もはまりました(^^;

この本の装丁、温かみがあっていいですよね。
内容もほのぼのとしていました(o^-^o)

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2005年10月22日 14:14

すみません。TBするだけしてコメント忘れてました(・・;)
山本さんは最近精力的に新刊を出されてるみたいですね。
今図書館で「凹凸デイズ」と「幸福ロケット」を予約して
ます。今後も注目したい作家さんです!

投稿者 mamimix : 2005年11月26日 16:40

こんにちは。
続きが気になりますよねー。
ほんのちょっと先まででいいから、教えて・・・
って、私も思います。
でもまあ、よいほうに想像して満足しておくのが
この本には合っているのかな?
では。

投稿者 ゆうき : 2006年3月16日 09:39

>ゆうきさん
こんにちは~♪
読んでいて「えっ!ここで終わり?」と何度も
思いました。続きが気になります。
でも、余韻を残す終わり方がいいのかな~?
心にじわっと来る作品でしたね(*^o^*)

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年3月16日 14:55