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2005年9月18日
ウインクで乾杯(東野圭吾)
コンパニオンの小田香子は同僚の牧村絵里と一緒にホテルを出た。だが、絵里は一人ホテルの部屋に戻り、毒入りビールを飲んで死んでいた!部屋は完全に密室で、自殺かと思われたが・・・。
コミカルなタッチで描かれたミステリー。香子は刑事の芝田と絵里の死の謎を調べる。二人のやり取りが、読んでいて面白い。香子の、玉の輿に乗るための涙ぐましい努力もとても愉快だ。
真相が明らかになるにつれて、さまざまな人間関係も浮かび上がってくる。だがこの事件の大元となった出来事にはちょっと疑問を感じる。ビートルズの歌の謎解きも「えっ!そうなの?」という程度だった。さらさらと読める読みやすい作品だったが、心に残るというほどではなかった。
ゆこりん : 19:54 | コメント (2) | 作者別・・ひがしのけいご
コメント
読んでて百恵ちゃんのイミテーションゴールドって曲思い出しました。まあまあ面白いのですがこの頃の東野さんは懲りすぎてわかりにくい気も。ペーパーバックライターは好きな曲なんで面白かったがよく考えると不自然かな。
投稿者 福田浩司賞味大臣 : 2008年12月13日 21:35
>福田浩司賞味大臣さん
はじめまして。
かなり前に読んだので内容のほうを
あまり覚えていなくて・・・(^^;
私も今の東野さんの作品のほうが好み
かな~♪でも、どの作品も面白いですね。
投稿者 ゆこりん : 2008年12月15日 10:13