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2005年5月 9日

オロロ畑でつかまえて(荻原浩)


過疎に悩む牛穴村。村おこしをしようと、慎一たちは東京の広告会社を訪れる。そこで生まれた村おこしの奇抜なアイディアとは・・・?

ど田舎だけれど、そこに住む人たちは個性豊かな人ばかり。そして、純粋で温かい。村おこしのアイディアは、とにかく笑える。関わる人たちが真剣にやろうとすればするほど、読んでいておかしさがこみ上げる。ラストはどうなるのかとハラハラしたが、みごとにまとめられていた。読後もさわやか♪ 楽しい作品だった。

ゆこりん : 16:30 | コメント (8) | トラックバック (8) | 作者別・・おぎわらひろし

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» 「オロロ畑でつかまえて」荻原浩 from 宙の本棚
 奥羽山脈の一角にある過疎の村、牛穴村。人口三百人、主な産物はカンピョウ、人参、オロロ豆、ヘラチョンペ、民芸品のゴゼワラシ。牛穴村青年会で会長の米田慎一が提案し... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年5月 9日 20:27

» 「オロロ畑でつかまえて」荻原 浩 from ☆とまとの読書記録☆
広告代理店という名前は聞いたことがあったのですが、実際にどんなことをしているのかはイマイチ知らなかった私は、とても勉強になりました。しかも、各章のタイトルが広告... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年6月 9日 18:42

» 『オロロ畑でつかまえて』 著者:荻原 浩 from La.La.La
荻原浩氏のデビュー作であり第10回小説すばる新人賞を 受賞した作品です。 倒産寸前の広告代理店と過疎にあえぐ牛穴村が力を合わ せてお互いのためにがんばる姿が面白... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年6月15日 19:03

» 「オロロ畑でつかまえて」荻原浩 from 本を読む女。改訂版
オロロ畑でつかまえてposted with 簡単リンクくん at 2005. 7. 6荻原 浩集英社 (2001.10)通常24時間以内に発送します。オンライン... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年7月21日 18:18

» 「オロロ畑でつかまえて」荻原浩 from AOCHAN-Blog
タイトル:オロロ畑でつかまえて 著者  :荻原浩 出版社 :集英社文庫 読書期間:2005/07/26 - 2005/07/27 お勧め度:★★★★ ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年8月 3日 13:31

» オロロ畑でつかまえて 荻原浩 from IN MY BOOK by ゆうき
オロロ畑でつかまえて荻原 浩集英社 1997-12by G-Tools 超ど田舎の牛穴村が、村おこしのために、倒産寸前の広告代理店と手を組んだ。彼らが計画し... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年8月 4日 20:17

» オロロ畑でつかまえて [荻原浩] from + ChiekoaLibrary +
オロロ畑でつかまえて荻原 浩集英社 1997-12 「村おこし、すべ」。そんな一言から始まった、山奥のど田舎、大牛郡牛穴村の村人たちと、東京の弱小広告代理店... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年8月 8日 11:21

» 「オロロ畑でつかまえて」(荻原浩著) from たりぃの読書三昧な日々
 今回は 「オロロ畑でつかまえて」 荻原 浩著 です。この本は平成9年度の第10回小説すばる新人賞受賞作ですね。 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年8月10日 20:05


コメント

楽しいお話ですよね。
「なかよし小鳩組」でもユニバーサル広告社の面々が活躍します。
「明日の記憶」で初めて荻原浩さんの作品を読んだのですが、
重いテーマの割にどことなくコミカルなものを感じていました。
この小説を読んで、「あぁ、こういう作品を書いてきた人なんだ」と納得できました。

投稿者 小葉 : 2005年5月 9日 20:36

小葉さん、こんにちは~(o^∇^o)ノ
楽しい作品でした♪「なかよし小鳩組」にもユニバーサルの
人たちが登場するんですね♪一緒に図書館から借りようと
思ったのだけれど、そっちの方がなかったんです(TT)
また探してみますo(*^▽^*)o

投稿者 ゆこリん : 2005年5月10日 15:54

ゆこりんさんのこの本の感想を読んで、これは読んでみたい!と思って読んでみました。
登場人物の温かさが伝わってくるばかりでなく、随所に笑いがあり、そして私は広告代理店の仕事ってこんななんだーということがわかって、この本は印象に残る一冊になりました。

ただ、題名からイメージした「オロロ畑」でのエピソードがもっとあったらさらに面白かったかなぁ~~と思いました。

投稿者 とまと : 2005年6月 9日 18:41

>とまとさん
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
この作品、面白いでしょ?読んでいて何度も笑って
しまいましたヾ(@^▽^@)ノ
「なかよし小鳩組」、読んだことありますか?
「オロロ」を読んだあとは、こちらもぜひ!!
またユニバーサル広告社の人たちに会えます♪

投稿者 ゆこリん : 2005年6月 9日 18:57

今晩は!

TB&コメントありがとう
ユニヴァーサル広告社の個性的な面々と牛穴村の
面白可笑しい住民達のやりとりが笑えるよね
続編の「なかよし小鳩組」も読みましたが
こちらのラストは胸が熱くなりました。

投稿者 せつら : 2005年6月15日 19:05

せつらさん、こんにちは~♪
笑いの中にもほろりとしたものを感じさせてくれた
作品でした。荻原さんの作品はどれも好感が持てます♪
ユニバーサル広告社のひとたちにまた会えない
かしら?o(*^▽^*)o

投稿者 ゆこリん : 2005年6月16日 14:43

方言がいい味だしてますよね…ぷぷぷ!笑いました!

投稿者 chiekoa : 2005年8月 8日 11:22

chiekoaさん、こんにちは~♪
ね、笑えるでしょ(o^-^o) いろいろな人たちのドタバタが
とてもおかしいです。でも、その中にもホロッとしたものが
あるんですよね。そこがまたよかったです。
ユニバーサル広告社の面々にはまた会ってみたいです。

投稿者 ゆこリん : 2005年8月 8日 17:14