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2005年2月25日
僕の行く道(新堂冬樹)
お母さんはフランスではなく、もっと近くにいた!小学校3年生の大志は、フランスで仕事をしている母に会いたいという気持ちをずっと抑えてきた。しかし母の本当の居場所が分かったとき、彼は一人で母に会いに行こうと行動を起こす。愛いっぱいの物語。
まさに日本版「母をたずねて三千里」。どんな困難が待っていても、母に会いたいという気持ちは誰にも止められない。大志が、どんなことをしてでも母に会いたいと願う思いに、読んでいて涙が出た。子供が母を思う気持ちはとても強い。そして、母が子供を思う気持ちも同じだ。お互いがお互いを思う気持ちが、最後には奇跡を生む。親子の絆のすばらしさ。それが胸にしみた。
ゆこりん : 15:10 | コメント (2) | トラックバック (1) | 作者別・・し他
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ISBN:4575235148:detail★★★★★ 帯より >> 愛は奇跡をおこす… 全264ページ そこにあるのはただ、 親子の愛と信頼の物... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年3月 8日 13:50
コメント
こんにちは。りょーちと申します。
新堂冬樹さんがこんな小説書くのですねー。今までダーティなイメージしかありませんでしたよ。
最近読んだのが「無間地獄」で、それまでに読んだ本が「カリスマ」とか「銀行篭城」とかもう登場人物の救済方法が皆無という本が殆どだったので・・・
ちょっとチェックしておきます。
ではでは。
投稿者 りょーち : 2005年3月 2日 19:56
りょーちさん、いつも拝見させてもらっています。
ロムってばかりですが(^^;ちょっとアフリエイトに興味が
あり、そちら関係の方はずいぶん見ました。
新堂冬樹さんの作品は初めて読みました。いつもはこういう
作品は書かないみたいですね。
違う本も読んでみたいと思っています(o^-^o)
投稿者 ゆこりん : 2005年3月 4日 19:17