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2005年2月 9日

窓際の死神(柴田よしき)


誰かの死を願ったとき、自分の死を考えたとき、死神はそっと近づいているのかもしれない。魂を黄泉の国に運ぶ死神は、何を語るのか?生きることと死ぬことを真正面から見据えた作品。

誰でも、自分や他人の死について考えるときがある。なぜ生きていくのか悩んでみたり、死を願うほど他人を憎んでみたり。そんな気持ちのとき死神が現れたら?この作品に登場する多美や麦穂は、ほかの人には見えない死神を見ることで、「生」というものをまっすぐに見つめようとする気持ちを持った。死神は人に、「生きる」ということを改めて考えさせる存在なのかもしれない。テーマは面白いと思うが内容的にはいまいちで、心に響くものがなかった。

ゆこりん : 20:36 | コメント (2) | トラックバック (1) | 作者別・・しばたよしき

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コメント

ゆこりんさんこんばんは。
これ正直な話、はずれでしたよね。
柴田さんの作品でこんなに期待はずれなのはなかった!とさえ思いました。

だってブラックさで言うと、RIKOシリーズとかのほうがブラックですし、人間の温かさで言うと「ふたたびの虹」とか「観覧車」のほうがよかったです。
ちなみに今はランディさんの新刊を楽しみにしています。あと、夏生さんのエッセイはそこそこでした。

投稿者 f丸 : 2005年2月 9日 21:10

f丸さん、ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう
この本はまったくの期待はずれでした。ひどい・・・。
内容が、きつい言葉で言えば「稚拙」です。
今までの作品がけっこうよかっただけに、がっかり度が大きいです。
今は綾辻行人さんの本を読んでいます。な、長い・・・(^^;

投稿者 ゆこりん : 2005年2月10日 08:11