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2004年11月 8日

ぬしさまへ(畠中恵)


体の弱い若旦那、一太郎。彼には妖怪が見えるという不思議な力があった。その一太郎と妖怪が、数々の難事件を見事に解決!愉快だけれど、ちょっぴり切ない物語。

妖怪を祖母に持つ一太郎。祖母に頼まれ、一太郎の面倒をみる妖怪たち。そこには生き物の違いを超えた信頼関係があった。憎まれ口をきいたり、大騒ぎしてみたり・・・。読んでいてうらやましい関係だ。事件が起これば、妖怪たちは情報収集、一太郎は情報分析。見事な連係プレーを見せる。そして見事解決!いつまでもこの関係が続きますように。でも、一太郎のお嫁さんになる人は大変だろう・・・。そう思うのは取り越し苦労だろうか?

ゆこりん : 16:43 | コメント (2) | トラックバック (2) | 作者別・・はたけなかめぐみ

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コメント

こんにちは♪
「しゃばけ」の続編、柊も早く読んでみたいです。
若旦那のお嫁さん…確かに大変かもしれないですね^^;

投稿者 : 2004年11月 8日 17:04

柊さん、こんにちは~♪
実は私「しゃばけ」を読んでないの(^^;いきなりこちらの本を
借りてしまいました。ま、いいか・・・。
順序が逆になってしまうけれど、「しゃばけ」も読んでみますね。
ほのぼのとして、そしてちょっぴり切なくて、よかったです♪

投稿者 ゆこりん : 2004年11月 9日 13:34