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2004年10月18日

優駿(宮本輝)

トカイファームで生まれた一頭のサラブレッド。その馬に夢を託す人たちの悲喜こもごも。「オラシオン」と名づけられたその馬は、やがてダービーへ・・。はたして、勝てるのだろうか?競馬を知らない人でも、充分楽しめる作品。

「競馬」。その二文字には、さまざまな人々の苦労が隠されていた。サラブレッドを生み出し育成していくことが、これほど困難なものだとは知らなかった。はるか昔から受け継がれてきた血。だが、花開くのはほんの一握りでしかない。人も馬も厳しい世界で生きている。だからこそ勝利の瞬間は、何ものにもかえがたい。これから競馬を見る目が変わりそうだ。馬と騎手との関係もじっくり見てみたい。

ゆこりん : 16:05 | コメント (4) | トラックバック (1) | 作者別・・みやもとてる

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トラックバック時刻: 2004年10月18日 17:14


コメント

ゆこりんさん、こんにちは♪

「優駿」読み終えられたのですね(*^_^*)
よく競馬は「ロマン」とか「ブラッドスポーツ」などど言われます。
もちろん「ただのギャンブルに過ぎない」と言うこともできますが、その一言では片付けられないようなドラマが起きたりするんです(>_<)
「優駿」にはそういう競馬の魅力と、物語自体の魅力の両方が含まれている数少ない小説の一つだと思います。

>これから競馬を見る目が変わりそうだ。馬と騎手との関係も
じっくり見てみたい。

今は丁度秋のG1シーズンですので是非一度ご覧になってみて下さい♪あっ、私は決してJRAの回し者ではありませんよぉ~(^^ゞ

投稿者 みらくる : 2004年10月18日 17:28

みらくるさん、こんにちは~♪
「競馬」をただのギャンブルだと片付けられないですね。
1頭の競走馬を育てるのにどれだけの苦労があるか、知りませんでした。
大変なものなんですね。日高の牧場が無性に見たくなりました(^^;
映画も見てみたいわ~。みらくるさんは見たことあるんですか?

投稿者 ゆこりん : 2004年10月19日 13:42

ゆこりんさん、こんにちは♪
「優駿」の映画、ず~っと昔にみましたよ!
博正を緒形直人さん、久美子を斉藤由貴さんが演じていました。
実は、当時緒形直人さんの事好きだったので(。-_-。)ポッ
博正がシベチャリ川で祈るシーンのパロディを確かとんねるずの番組でやっていたのも覚えています~(*^▽^*)
その時はまだ小学生だったので、原作を読んでいなっかたのですが、原作を読んでから映画を観たらまた違う角度から観る事ができるかもしれませんね~。
さっき改めて映画の事を調べたら、他の出演者の方もかなり豪華でした!博正の父親を緒形拳さんが演じていたり(親子共演ですね♪)、他にも吉岡秀隆、田中邦衛、(こちらは北の国からコンビ♪)加賀まりこ、吉行和子、石坂浩二などなど。
う~ん、もう一度観てみたくなりました(>_<)

投稿者 みらくる : 2004年10月19日 16:43

みらくるさん、ありがとう(*^▽^*)
すごい配役だったんですね。とってもみたいわ♪
緒方親子は、映画の中でも親子?何だかそういうことが話題に
なっていた記憶があるような・・・。
わざわざどうもありがとうございます。私も調べてみようかな?

投稿者 ゆこりん : 2004年10月19日 22:14