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2004年7月14日
天使の爪(大沢在昌)
あのアスカが帰ってきた!今度の敵は、アスカと同じく脳移植を受けた殺人鬼。だが「狼」と呼ばれる彼は、異常なほどアスカの存在にこだわった。なぜ?そして、アスカはどう立ち向かっていくのか?
前作「天使の牙」での衝撃的なできごと。この作品では、アスカは見事にそれを乗り越えている。世界に自分しかいないと思っていた脳移植者。それがもう一人いた!しかも恐ろしい殺人鬼だ。ロシア、アメリカ、日本の利害関係が交錯する。アスカと古芳はどうなるのか?アスカの鋭い分析能力、捜査能力が発揮される。最後の最後まで目が離せない。そして、たくさんの犠牲を乗り越えて、アスカと古芳は・・。ラストはそう来たか!という感じだった。
ゆこりん : 19:42 | 作者別・・おおさわありまさ