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2004年4月 5日
ドミノ(恩田陸)
様々な人が利用する東京駅。何事もなければすれ違うだけで、もう二度と会うことのない人ばかり・・・。そんな東京駅で事件が起こる。個性豊かな老若男女が入り乱れ、その事件は思わぬ方向へと転がり始める。果たして結末は?
笑える。ドタバタ劇も、ここまで徹底して描き込まれると、読んでいて爽快だ。まさにドミノ倒し。次から次へと予期せぬことが起きてくる。そこに巻き込まれた人たちは右往左往するばかり。登場人物は大勢いるが、どの人も個性豊かにしっかりと描かれていて、より深くこの作品を楽しむことができる。さて、行き着く先はどこなのか?最後まで目が離せない。ラストは・・・えっ!ここで終わり?それはないでしょう・・。
ゆこりん : 08:10 | コメント (4) | トラックバック (4) | 作者別・・おんだりく
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ドミノ
角川書店 恩田陸
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27人と1匹、1冊の小説の中にこんなに大勢の登場人物が出てくるなんて、それだけでビックリでした。... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年4月16日 16:09
コメント
ゆこりんさん、こんばんは♪
私は、文庫本で読んだのですが、最初の登場人物から一言の一覧を見たときは、
えっ( ̄△ ̄;)こんなに大勢いたら、訳分からなくならないかなぁ~と
不安になりましたが、ゆこりんさんが
「どの人も個性豊かにしっかりと描かれていて」とおっしゃる通り、
全く問題なく話に入り込めました♪
何と言っても、えり子姉さんが男前で素敵でした。
姉さん、ついて行きます!っていう感じでした(*^▽^*)
投稿者 みらくる : 2004年12月 3日 23:38
みらくるさん、こんにちは~♪
ね、ね、大勢いても全然問題ないでしょ(*^▽^*)
一気に読める楽しい本でした(o^-^o)
えり子姉さん、いいよね~。私もついていきたいわ(^^;
投稿者 ゆこりん : 2004年12月 4日 15:25
恩田さんって、こういうのも書ける人だったんですね。
東京駅を舞台にしたって所も気に入りました。
確かに「動輪の輪」は知ってる人が少ないものねぇとか、大丸の地下はオイシイものだらけで困っちゃうのよね、なんて思いながら読んでました。
こういう楽しい作品もまた書いて欲しいなぁって思います。
投稿者 Roko : 2005年4月16日 16:13
こんばんは~♪
恩田さんの作品の中では異色ではないかと思っています。
たくさん登場人物が出てくるけれど、どの人物も描写が
しっかりしているので、読んでいて楽しいです。
またこういう作品を書いてほしいですね♪
投稿者 ゆこりん : 2005年4月16日 22:16