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2004年4月 3日

すべてがFになる(森博嗣)


14歳の時、両親殺害の罪に問われた真賀田四季。彼女はそれ以降、孤島の研究室に閉じこもる。天才工学博士と呼ばれていた彼女だったが、犀川と西之園が尋ねた日に、何者かに殺されてしまう。孤島の中の、窓のない密室。だれがどいういう方法で彼女を殺害したのか?また、「すべてがFになる」というメッセージの意味は?

実に巧妙に書かれた作品だ。全てを読み終わり、初めてあちこちに散らばっていた伏線の意味を理解した。読み過ごしてしまいそうな何気ない表現の中に、重大な秘密が隠されていた。
孤島で、外部と連絡が取れない。窓のない建物で、博士の部屋にも簡単に出入りすることが出来ない。部屋を出入りする者は、モニターで厳重にチェックされている。2重3重の密室の中での出来事。最後まで一気に読んでしまった。ラストは意外!

ゆこりん : 08:02 | コメント (2) | トラックバック (1) | 作者別・・も他

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トラックバック時刻: 2006年4月21日 14:27


コメント

こんにちは。苗坊です。
ようやくこの作品を読みました。
ずっと持っていたのに、読んでなかったんですよねぇ。
もったいないったら。
面白かったです。ラストは本当に意外でした。
まだ30冊くらい読んでない本があるので^^;
森さんを読破していこうと思います。

投稿者 苗坊 : 2006年4月21日 14:28

>苗坊さん
コメントとTBありがとう(*^o^*)
ラストは本当に意外!!びっくりです。
森さんの作品は全然読んでいないので、
また読みたいです。

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年4月21日 17:55