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2003年6月11日

パイロットフィッシュ(大崎善生)


ある日突然、かつての恋人由希子から電話がかかってきた。19年ぶりの由希子の声。山崎の心に切ない記憶がよみがえる・・・。

心の奥底に眠る記憶たち。それは決して消えることはない。人が生きていくということは、記憶の積み重ねなのかもしれない。かつて愛した由希子。その存在は形を変え、19年たった今も山崎の中に生き続けている。「人は、巡りあった人と二度と別れることはできない。」この言葉の持つ本当の意味が、深く心に突き刺さる。

ゆこりん : 14:20 | 作者別・・おおさきよしお