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2002年10月 5日
宿命(東野圭吾)
和倉勇作、彼は小学校に入学した時から、勉強でもスポーツでも誰にも負けない自信があった。だが、瓜生晃彦と同じクラスになったことで、彼はその自信を打ち砕かれる。高校卒業後、二人はそれぞれ別の道を歩み始める。しかし10年後、勇作は刑事、晃彦は容疑者という、思いもかけない形で再会する。しかも晃彦の妻は、勇作の高校時代の恋人だった。
見えない糸が過去と未来、そしてそれぞれの人たちを結びつけている。その糸をたぐりよせた時に見える真実は、驚くべきものだった。勇作と晃彦、互いの存在は、この作品を書く前から決まっていたという、ラストの1行に凝縮されている。綿密な計算のもとに作られた読み応えのある作品だった。
ゆこりん : 12:29 | コメント (4) | 作者別・・ひがしのけいご
コメント
読み終わったばかりです。評価も高く、好きな方も多いようですが、途中から頭の中で謎解きをしながら読んでしまったせいか…読むテンポを早くして急ぎ過ぎてしまったせいなのか…インパクトがあまり感じられずに終わってしまいました。ウ〜ン残念。又時間をおいて読んでみたほうが良さそうです。もう少しテーマに合わせて長編でもヨカッタのでは…とも思ったのですが…私だけでしょうか?そんな感想持つ人…(笑)
投稿者 Maria : 2007年9月 6日 22:17
>Mariaさん
かなり前に読んだので細かいところまでは
覚えてないんですけど(^^;
評価は5段階中3でした(o^-^o)
普通です(*^.^*)
投稿者 ゆこりん : 2007年9月 7日 17:41
アリガトウ!ホッとしました(●′∀`●)「容疑者Xの献身」読み始めました。今度は噛み締めながらユックリ読む事にします。東野さんが期待に応えてくれる事を祈りながら…(笑)
投稿者 Maria : 2007年9月 7日 19:44
>Mariaさん
「容疑者Xの献身」ですか♪
読後感想をぜひ聞かせてくださいね(*^o^*)
投稿者 ゆこりん : 2007年9月 9日 14:29