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2002年8月10日

神様のボート(江國香織)


「必ず戻る。どこにいても君をさがしてみせる。」と言って消えた愛する人を待ち、葉子は娘草子をつれて引越しを繰り返す。しかし草子は成長するにつれ、そんな葉子の生き方を批判するようになる。

愛する人を待ちながら引越しを繰り返す葉子は、単なる身勝手な女性にしか見えない。娘に何度も転校を繰り返させることにも何も感じていないようで、母親としての自覚が足りないのではないかと思う。反面、これほどまでに人を愛せたら素敵だなとも思わずにはいられない。「女」としての生き方を考えさせられた作品。

ゆこりん : 14:31 | コメント (2) | トラックバック (1) | 作者別・・えくにかおり

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神様のボート 「あのひと」と骨ごと溶けるほどの恋をした母葉子は、娘草子と共に、引越しを繰り返している。 桃井先生と別れてから、東京を離れ、行くことを拒... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年8月 6日 18:25


コメント

こんばんわ~^^引越しは順調ですか?
読みました~。
私も同感です。
人をこれほど好きになるのは、素敵なことだとは想います。
でも、娘を巻き込むのは、間違ってると想いますね。
それに、娘の事を好きでいるのではなくて、好きな人の面影があるから一緒にいるっていう感じも見受けられます。
娘が「現実を生きたい。」っていったときは、ちゃんとわかっているんだなって想いました。

投稿者 苗坊 : 2006年8月 6日 18:36

>苗坊さん
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
荷物もすっかり片付いて、ネットもつながり
ようやく生活が落ち着いた感じです♪
この作品の母親には反感すら覚えました。
身勝手。この一言です(^^;
子供の立場からすれば、やりきれないでしょうね・・・。
私なら、ぐれちゃう?(笑)

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年8月28日 18:45