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1996年9月12日
六千人の命のビザ(杉原幸子)
第二次大戦中、ユダヤ人を救うため、彼らにビザを発行し続けた「杉原千畝」氏を描いています。著者は杉原千畝夫人です。帰国後、彼はそのことが原因で職を解かれます。しかし、彼らに救われたユダヤ人の人たちは今でも彼に感謝しながら生活をしています。当時のビザを今も大切に持っている人もいます。戦後何十年も経ってから杉原氏の名誉は回復されました。彼の信念を貫いた行動は、きっと読む人の心を打つと思います。