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1996年9月12日

塩狩峠(三浦綾子)


「やっと幸せになれる。」
そう思いながら乗り込んだ列車が暴走した!列車を止める方法はただ一つ・・。自らを犠牲にして列車を止めた実在の人物をもとに、描かれた作品。

この本を読んでいて、涙がとまらなかった。はたして、ここまで自分を捨て、他人に尽くすことができるだろうか?崇高な使命を持つ人間の強さ、美しさは、読むものに感動を与えずにはいられない。感動の1冊だった。

ゆこりん : 22:49 | 作者別・・み他