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2005年6月23日

黒笑小説(東野圭吾)


どんなに有名で偉くても、もらえるものなら賞はほしい!作家と編集者のホンネが見え隠れする話など、「黒い笑える話」13編を収録。

ブラックユーモア?はたまた痛烈な皮肉話とでも言おうか。作者の毒舌ならぬ毒筆が冴え渡る。読んでいて胸にグサッとくる人もいるのでは?どの話も笑える。だが、おかしいだけではない。その中にはよく読むと恐ろしいことまで書いてある。ある薬の話・・・。もしこういう薬が本当に出来たなら、世の男性たちはパニックに陥るだろう。もちろん女性は大歓迎♪「東野さん、ここまで書いてしまっていいの?」この作品を読んだ人は、きっとそう問いかけたくなるに違いない。

ゆこりん : 14:00 | コメント (4) | トラックバック (3) | 作者別・・ひがしのけいご

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» 黒笑小説 東野圭吾 from かみさまの贈りもの~読書日記~
ブラックユーモアでまとめられた短編13編。 どれもが、最後には一人でにんまりと笑える。 現代の世相を風刺した作品にはどれも「毒」があるが、あたっているだけに... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年6月24日 17:25

» 東野圭吾『黒笑小説』●○ from 駄犬堂書店 : Weblog
 2005.4.30初版。初出「小説すばる」99年から04年あたり。『怪笑小説』... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年7月 5日 19:09

» 2005/09/04 from m's box
『黒笑小説』(東野圭吾著)を読んだ。 13編の短編集。 東野氏は、こういうのも書くんだ、と少し驚いたが、どれも、妙に納得できて、くだらなくて面白かった。... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年9月 4日 15:48


コメント

こんにちは。りょーちと申します。
先ほどみたblogで丁度この本の感想をゆうさんが書いていらっしゃって「うーむ、読みたい・・・」と思ってコメントをしたら、ゆこりんさんもお読みになられていたのですね・・・
#ゆうさんの感想は下記になります。
http://yaplog.jp/you_1102/archive/204
うーむ。かなり読みたいです。しかし積読が・・・
いや、でもきっと購入すると思われます。読みましたらまた感想をアップしてみます。ではでは。

投稿者 りょーち : 2005年6月24日 13:00

りょーちさん、こんにちは~♪
この本は笑えます。いや~久々に本を読んで笑いました。
りょーちさんもぜひぜひ読んでみてください。
男性がドキッとする話もあります(^^;
読み終わったらぜひ感想を拝見したいです。

投稿者 ゆこリん : 2005年6月24日 16:36

こんにちは!ゆこりんさん。
この作家さんの本は、私はあまり読んだことがないのですが、こういう下ネタも書かれるのですね(笑)。
ゆこりんさんも、書いておられるようにびっくりです。

投稿者 ゆう : 2005年6月24日 17:27

ゆうさん、こんにちは~(o^-^o)
いや~(∩。∩;)ゞ 私もびっくりです!
下ネタな話には・・・。
でも楽しめました。ストレス解消にはなりますよね。
「白夜」「幻夜」などのシリアスなものから
こういうものまで・・・。東野さんの幅の広さが
うかがえます(*^▽^*)

投稿者 ゆこリん : 2005年6月25日 16:45