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2004年10月31日
アフターダーク（村上春樹）
真夜中から夜が明け、人々が目覚めるまでの時間。その数時間、眠らない人々がいた。彼らの生活、彼らの思想、彼らの行動を通して、人という物体の奥底に流れるものを、独特の視線で描いた作品。
考え方、生活のパターン、性格、性別・・。それぞれ異なる人々が、同じ時間の中にいる。どこかでつながっているようでもあるけれど、それに気づくことなく生きている。そういう人たちを、密やかに見つめる目がどこかにある。それは人間ではない。人間の想像をはるかに超えた、超自然的なものではないだろうか。人々の真の目覚めとは？おのれの心の内側をのぞき見れば、答えは見つかるのだろうか？難解な作品だけれど、私好みの作品だった。
ゆこりん : 16:38 | コメント (3) | トラックバック (1) | 作者別・・むらかみはるき
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待っていたぜ！春樹先生！本日発売の新刊「アフターダーク」たった今、読了いたしました！
感想は、面白かったです、けれども、何が言いたいのかはいまいちつかめな... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2004年10月31日 17:57
コメント
こんばんは！｢アフターダーク」はなんだか神秘的なお話でしたね。春樹作品の浮遊感もありありと感じました。
ただ、ゆこりんさんのご指摘どおりやや難解でしたね(汗)
投稿者 f丸 : 2004年10月31日 18:01
こんにちは。
アフターダークなんとも言えない読後感ですよね。
5年後ぐらいにまた読んでみたいです。
投稿者 知恵蔵 : 2004年11月 1日 14:56
＞ｆ丸さん
こんばんは～♪
村上さんらしい作品でした。ちょっと難解。でも、そこがいいのかも
しれません。自分の中でいろいろな思考をめぐらせることができるし。
こういう作品は好きです(*^o^*)ただラストがちょっと不満かな～。
感想には書きませんでしたが（＾＾；
＞知恵蔵さん
こんばんは(o^∇^o)ノ
たしかに、何年か後に読むとまた一味違うかもしれませんね。
それは「海辺のカフカ」を読んだときにも感じました。
あの作品も、もう一度じっくり読んでみたいと思っています。
村上さんの作品にはそういう作品が多いですね。
奥が深いというか、味があるというか。好きです(*^o^*)
投稿者 ゆこりん : 2004年11月 1日 20:04