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2003年2月 9日

ドリームバスター(宮部みゆき)


夢に入り込んで、最後にはその人自身を乗っ取ってしまう邪悪なるもの。それを退治すべく活躍するのは、ドリームバスターと呼ばれる者たちだった。邪悪なるものを捕獲し、賞金を稼ぐ彼らはどのように誕生したのか?邪悪なるものの正体は?

アクションファンタジーの、シリーズものの第1弾ということでかなり期待して読んだが、期待はずれだった。ミステリーのようなハラハラドキドキ感もないし、かといって冒険もののようなワクワク感もなく、中途半端な印象だ。なぜ邪悪なるものが生まれたか、なぜドリームバスターが生まれたか、第1弾ということで詳しく書かれていたが、読んでいる途中で退屈してしまった。ラストはさまざまな謎を含んで終わっているが、続きが読みたいとはあまり思わなかった。

ゆこりん : 15:49 | 作者別・・みやべみゆき