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2002年7月28日

そこに君がいた(辻仁成)


彼のまわりにはいつも友達がいた。彼と彼の友達が織りなす甘い思い出、ほろ苦い思い出、切ない思い出。ひとつひとつの思い出がやさしく心によみがえる。青春の日々を鮮やかに描いたエッセイ。

友達との思い出は、どんな思い出でも大切なものだとつくづく思う。それは年月が経てば経つほど光を増す。今の私があるのも、友とのいろいろな経験があればこそだ。この本を読んで友との懐かしい日々を思い出してみるのもいいかもしれない。青春まっただ中の自分に出会えそうな気がする。

ゆこりん : 15:14 | 作者別・・つじひとなり