« 日曜日の夕刊(重松清) | メイン | 地を這う虫(高村薫) »
2002年7月13日
暗いところで待ち合わせ(乙一)
視力を失い一人静かに暮らすミチルの家へ、殺人事件の犯人として追われるアキヒロが逃げ込んできた。アキヒロは気配を隠し、居間の隅にうずくまる。しかし、ミチルはそのことに気づいてしまう。危険を避けるため、気づかないふりをして生活しようとするミチルだが・・・。
他人との関わりを避けるように生きてきた二人が、しだいに心を通わせていく様子が印象的。新たな人生を歩み始めようとする二人の姿には、ほろりとさせられた。心温まる作品。
ゆこりん : 14:57 | コメント (2) | トラックバック (2) | 作者別・・おついち
このリストは、次のエントリーを参照しています: 暗いところで待ち合わせ(乙一):
» 暗いところで待ち合わせ 乙一 from 苗坊の読書日記
暗いところで待ち合わせ
病気によって失明してしまったミチル。
職場の人間関係に悩むアキヒロ。
駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい2人を引き合わせた... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年12月26日 22:33
» 暗いところで待ち合わせ 乙一 from "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
暗いところで待ち合わせ
この本は
「本de枕」のmayokakoさん
「活字中毒」のみわさん
「ちょっくら読書1000冊目指してみようか。」の... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年12月28日 16:23
コメント
最初はピリピリした雰囲気でしたが、だんだんあったかい空気が流れているようでした。
ラストはほっとしましたね。
想像できなかった結末でした。
今後の二人に期待です^^
投稿者 苗坊 : 2006年12月26日 22:36
>苗坊さん
(*^o^*)コ(*^_^*)ン(*^ー^*)ニ(*^ー^*)チ(*^O^*)ワーー!
ラストは泣きました(TT)感動的な話でしたね。
映画も気になっています。
苗坊さんは、見に行くのかな~?
投稿者 ゆこりん : 2006年12月28日 13:39