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2001年12月16日
ガン回廊の朝(柳田邦男 )
国立ガンセンタ-が設立され、そこが日本のガンに対する中心的存在になるまでを描いたドキュメンタリ-です。
ガンの早期発見、治療方法、集団検診の確立、全国の医師に早期ガンを見分けてもらうのにはどうすればいいのかなど、たくさんの問題をひとつひとつ克服していく過程は感動ものです。今では当たり前になっている集団検診も、いろいろな努力の末に生まれました。20年以上前に書かれた本ですが、ガンに対する歴史書的な本だと思います。ぜひ読んでみることを、おすすめします。