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2001年1月 7日

燃えよ剣(司馬遼太郎)


幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。

「土方歳三」という人物が、実に魅力のある人物として描かれています。最初から最後まで読者を飽きさせることなく、作品の中へ没頭させるのは、やはり司馬遼太郎という作家の持つ力なのでしょうか?新選組副長として、激動の幕末を風のように駆け抜けた「土方歳三」。最後の戦いを前に彼の胸に去来したのは、果たしてどんなことだったのでしょうか?

ゆこりん : 15:11 | 作者別・・しばりょうたろう