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2000年6月19日

聖の青春(大崎善生)


幼い頃にネフロ-ゼという恐ろしい病気にとりつかれた彼は、病院のベッドの上で、将棋のおもしろさを知る。「時間がない。」そう言い続けながら、彼は将棋界の頂点をめざすため走り続けた・・・。

天才棋士と言われながら、若くして逝った一人の青年の記録です。病気でなければ、頂点に立つことも夢ではなかったのにと思う反面、病気にならなかったら、将棋と出会うこともなかったかもしれないと思うと、複雑な気持ちになりました。

ゆこりん : 14:09 | 作者別・・おおさきよしお