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2005年6月 1日

雨恋(松尾由美)


ニューヨークに行く叔母に頼まれて、マンションの留守番をすることになった渉。雨の日に彼の前に現れたのは、以前この部屋で死んだ女性だった。彼女の名前は小田切千波。自分を殺した犯人を捜していた・・・。

雨の日だけに現れる千波。なぜ死んだのか?真相が少しずつわかるたびに、最初は声だけだった彼女の姿も少しずつ見えてくる。初めは気味悪がっていた渉だが、次第に彼女に惹かれていく。だが、どんなにお互いを思っても、決して結ばれることはない。そして全てが明らかになったとき・・・。ラストは予想がついたけれど、それでもたまらなく切なかった。

ゆこりん : 17:25 | コメント (4) | トラックバック (2) | 作者別・・ま他

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コメント

なんだか切なそう・・・
最近ちょっと不思議が混じっている切ないお話が
すごく読みたかったりするんです。
これ、すごく読みたい!

投稿者 nori : 2005年6月 2日 21:04

noriさん、( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
これは恋愛ミステリーなのかな、やっぱり。
私も切ない話は好みですσ(o^_^o)
ぜひ読んでみてくださいね~(o^∇^o)ノ

投稿者 ゆこリん : 2005年6月 2日 22:31

ゆこりんさん、こんにちは!TBさせて頂きました−。
ほんと切ないお話でしたよね。
ラストは予想範囲内なのに、それでもじーんと来ちゃいますね。
松尾さんにしてはびっくりするほど素直な展開で驚きましたが
こういう作品もいいものですね(^^)。

投稿者 四季 : 2005年6月 3日 09:12

四季さん、TBありがとうございました。
松尾由美さんの作品は初めて読んだのだけれど、いつも
こんな感じの作品を書く方ではないのですか?
初めて読んだ作品のインパクトは強いですね~。そういう感じの
作家さんだという印象を持ってしまいました(^^;
松尾さんの本で何かおすすめがあったら教えてくださいね♪

投稿者 ゆこリん : 2005年6月 3日 14:16