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2005年2月 5日

天国の五人(ミッチ・アルボム)


エディは事故で突然この世を去る。しかし、物語はここから始まった。彼は天国で5人の人物に出会う。5人はそれぞれにエディと関わりを持った人たちだった。彼らの話を聞くうちに、エディは自分の生きてきた本当の意味を知ることになる・・・。

決して自分の人生を幸福だとは思っていなかった。生きている意味さえないと思っていた。しかしエディは、自分が生きてきた意味を知ることになる。人は生きているのではない。人はいろいろな人たちによって生かされているのだ。「天国の五人」はそれをエディに伝えていく。そして、彼がいろいろな人たちの思いを知ったとき・・・。
「ムダな人生なんてひとつもない。」
この作品を読む人はきっとそのことに気づき、感動するだろう。

ゆこりん : 20:39 | 作者別・・み他