« カオスの素顔(ニーナ・ホール) | メイン | ステップファザー・ステップ(宮部みゆき) »

2001年4月 3日

そして誰もいなくなった(アガサ・クリスティ-)


それぞれ見も知らぬ、さまざまな職業、年齢、経歴の男女10人が、あるひとりの男から彼の所有する島へ招待された。だが、その島で起こったことは・・。ひとり、そしてまたひとり、何者かが彼らの命を奪っていく。来る者も出ていく者もない孤島で、ついに全員が殺されてしまい、島には誰もいなくなった・・。

犯人はこの人かな、あの人かなと思いながら読んでいるうちに、最後に全員が殺されてしまうこの話には驚きました。島への出入りも不可能、全員が死んでいる・・。犯人はどこ?とにかく先へ先へと気持ちがあせります。そして、ラストに待っていた結末は・・。さすがアガサ!と叫びたくなる作品でした。

ゆこりん : 16:17 | 作者別・・あ他