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2009年2月 2日
平台がおまちかね(大崎梢)

明林書房の営業マン井辻は、自社の本の、ある1冊だけがやけに売れている書店に気がついた。ベストセラーでもない本がなぜこの店でこれだけ売れるのか?不思議に思い訪ねてみたが、店主に冷たくあしらわれた。「悪いが、帰ってくれないか。」こう言う店主に言葉もない井辻。いったいなぜ?そこには秘められた物語があった・・・。表題作を含む5編を収録。
「成風堂」シリーズは書店員の女性が主人公だが、この作品は出版社の営業マンが主人公だ。書店や本にまつわるミステリーを描いているのは同じだが、見る視点が変わり、趣の違う作品に仕上がっている。ミステリー的な面白さだけではなく、書店や店員さんたちの日頃の様子、個人書店が抱える問題、出版社の営業社員の苦労など、普段知ることのできないことがたくさん描かれていて、とても興味深く読んだ。登場人物も、そして作者も、本当に本が好きなのだと思う。個人書店は今とても厳しい状況に置かれている。だが個人書店には、大型書店にはない雰囲気がある。その店のこだわりで並べた本たちを見るだけでも楽しい。がんばれ!個人書店!
この作品を読んでいると、本屋さんに行きたくなった。本を好きな人にはたまらない作品だと思う。そうそう、微妙に「成風堂」とリンクしているところがありました~(*^o^*)
ゆこりん : 17:41 | コメント (2) | 作者別・・おおさきこずえ
コメント
こんばんわ^^
大崎さんの作品は、本屋や出版社の裏事情が垣間見えるのが楽しいです。
ひつじ君、一生懸命で私は大好きです^^
きっといい営業マンになりますよね^^
成風堂の二人とはいつか出会いそうで楽しみです。
きっと続編が出ますよね・・・。
投稿者 苗坊 : 2009年2月22日 00:21
>苗坊さん
(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)
こういう裏事情、一般の人にはなかなか
分からないですよね。
読んでいて本当に楽しいです(*^o^*)
最近は個人経営の書店が少なくなりました。
ちょっと寂しい気がします。
続編は、私も期待しています(#^_^#)
投稿者 ゆこりん : 2009年2月24日 15:15