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2006年10月10日

温室デイズ(瀬尾まいこ)


学校が、クラスが崩壊していく!!何とかしようとみちるが行動を起こそうとしたとき、つらい現実がせまってきた・・・。

クラス崩壊やいじめの問題は珍しくなくなっている。だからと言って見過ごすことはできないのだが・・・。一人の人間が標的にされていても、誰もとめる人はいない。担任までもが見て見ぬふりをする。こんなことが実際に多くの学校で起こっている。読んでいてつらかったが、反面怒りも感じた。一人を寄ってたかってみんなでいじめることに何の罪悪感も感じない今の子供たち。それをとめようともしない大人たち。世の中、どこかおかしい。中学校生活はもうぬるま湯ではないのだ。見せかけだけの「温室」の中にいる子供たちは、これからどうなるのだろう?先が全く見えないことに、とても不安を感じた。

ゆこりん : 20:10 | コメント (2) | トラックバック (1) | 作者別・・せおまいこ

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 今回は 「温室デイズ」 瀬尾 まいこ著 です。 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年10月11日 20:52


コメント

おかしいですよね~。
いじめられっこに対して先生が目を背けるのは1番しちゃいけないことだと思います。
今、自殺の問題がたくさん出てますけど、世の中おかしいですよね。

投稿者 苗坊 : 2006年12月14日 23:30

>苗坊さん
そうそう。私もそう思います。
先生が背を向けてしまったら、だれが救ってくれるのでしょう?
いじめは先生が率先してクラスからなくさなくちゃ。
自殺の問題も深刻ですね・・・。

投稿者 ゆこりん Author Profile Page : 2006年12月15日 18:12